消化管内視鏡科

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消化管内視鏡科について

消化管内視鏡科は、食道、頭頸部(主に咽頭・喉頭)、胃、大腸がんに対する内視鏡を用いた診療を担当しています。がんの進行の程度によって臨床病期(ステージ)で分類され、早期に発見された患者さんほど治りやすいことが分かっています。我々は、内視鏡を用いてがんを早期に診断すること、より体への負担を少なくがんを治すこと、がんやがん治療に伴う辛い症状を緩和することを目標に診療を行っています。我々は、患者さんを中心に、消化管内科、外科グループ、頭頸部内科等と連携して、体への負担が最も少なく、より良い内視鏡診療を提供することを日々心がけています。

当科が専門とする分野

我々のグループでは、全ての治療前に、十分な説明(インフォームド・コンセント)によって、患者さんご自身がご自分の病気をよく理解されたうえで治療を開始することを念頭にしています。

WEB公開講座のご紹介

2022年7月16日に開催されたオンラインイベント【お医者さんが教えるケンシンと、知ることの大切さ】の動画を作成しました。ぜひご覧ください!そしてケンシンについて考えてみましょう!!

「トークセッション:お医者さんが教えるケンシンと、知ることの大切さ」(72分)
◆開催:2022年7月16日(土曜日)
◆登壇者:国立がん研究センターがん対策研究所 検診研究部 中山 富雄
国立がん研究センター東病院 消化管内視鏡科 新村 健介 / 矢野 友規
三井不動産株式会社 柏の葉街づくり推進部 竹川 励



2022年4月9日に開催された「日本食道学会 第一回市民公開講座」の内容をご紹介します。

「食道がん患者さんに内視鏡で出来ること」(36分)
国立がん研究センター東病院 消化管内視鏡科長 矢野 友規
日本食道学会公式YouTubeチャンネル「食道ちゃんねる」(外部サイトにリンクします)

消化管内視鏡科 治療待ち時間一覧

国立がん研究センター東病院を受診されてから、内視鏡治療までにお待ちいただく期間のおおよその目安を提示しております。
治療の場合は、診断・治療方針が決定してからの期間となりますので、初診時に他院での診療情報がない場合は、診断までの期間が追加されます。
この情報はあくまで目安ですので、実際の診療がこの通りに実施されない場合があることをご了承ください。

対象疾患 治療等の内容 待ち時間
食道がん 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
光線力学的療法(PDT)
3週から4週
胃がん・胃腫瘍 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) 3週から4週
大腸がん・大腸腫瘍 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) 3週から4週
      • 他の診療科・疾患の治療待ち時間に関しては下記のリンクをご参照ください。
        疾患別治療待ち時間一覧
      • 初診を希望される方は、お電話で初診申込みをお願いいたします。
        初診予約方法は「よくあるご質問」をご覧ください。

東病院 消化管内視鏡科で行っている臨床試験のご紹介

当科で行っている臨床試験の情報を掲載しています(2024年4月時点)。
臨床試験の参加に関心がある方や質問がございましたら、担当医にご相談ください。

  • 胃がん・大腸がん検診に関する研究へご協力のお願い(研究課題名:柏の葉における胃がん検診・大腸がん検診の受診割合に関する多施設前向き記述疫学的研究)

2022年7月開始
柏の葉スマートシティ
同意文書(PDF:467KB)



大腸内視鏡検査を受診される方へ

精度の高い大腸内視鏡検査を行うため、前日に下剤を服用し、大腸の中を空にする必要があります。この準備が不十分だと、検査に時間がかかったり、痛みがでたり、検査が中止になることもあります。また下剤の飲み方を間違えると、腸閉塞や腸に穴が開くなどの大きな合併症を引き起こすこともあります。下記動画を参考にして下剤を飲んでいただくよう、ご協力をよろしくお願いいたします。

更新日:2024年5月9日